About AfriMedico

医薬品の提供を通じて
アフリカの全ての人々へ当たり前の医療を届けたい。

We want to deliver basic health service to all African people through medical supply.

アフリカでは医療資源そのものが不足しており、今私たちが当たり前のように受けている皆保険制度も存在しません。インフラの不整備等により病院や薬局までのアクセスが悪い、病院までアクセスできても受診までの待ち時間が長い、受診料が高いといった問題があり、その結果、病気にかかっても容易に医療サービスを受けられず、その間に、病気が重症化して、最悪の場合死に至ることもあります。 このような状況を少しでも改善するために、アフリカの全ての人々へ日本の薬を届けたい、私たちはこのように考え、2013年12月14日にAfriMedicoを結成しました。

In most African countries, there are not enough medical resource nor sufficient insurance system. Many people have difficulty in seeking medical services because of ill-equipped facilities, problems of accessibility to hospitals and pharmacies, too long wait time at health facilities, or too expensive consultation fees. In consequence, some cases increase in severity of health problem, and at the worst, it can be fatal. In order to improve the situation above, we founded AfriMedico that aims to deliver Japanese medicine to all African people.

 Our policy

私たちは日本で作られた高品質な医薬品をアフリカに届けることが、下記に繋がると考え、日々活動しています。

①アフリカの人々の健康への寄与
②日本製薬業界の更なる発展

We are working for delivery of high-quality medicine made in Japan to Africa believing that it contribute to:
1.Health promotion of African people
2.Further growth of the Japanese pharmaceutical industry

 Our mission

医療環境の調査

Research of medical environment

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現在活動中のタンザニアでは日本のように高精度の国勢調査あるいは実態調査はほとんど行われておりません。そこで、私たちはアフリカの一般家庭ではどのような医薬品が必要とされているのか、あるいは医療アクセスまで遠い家庭にお薬を届けるための輸送手段などについて独自のネットワークを用いて調査しています。

In many countries in Africa, there is not enough information about health and medical system. Therefore, ,we conduct surveys with our own network, such as needs assessment of medicine at standard home or study about feasible transportation of medicine to families who have difficulty in access to medical services, etc.

配置薬システムの普及

Diffusion of OKIGUSURI (Use first Pay later drug)system

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日本発祥の伝統的な医療モデルの1つである配置薬をアフリカに広めるべく活動しています。とくに都市から離れた村落部の各家庭に対して、配置薬を紹介し、より良い医療がより多くの家庭に届くことを目的にしています。

We work for familiarizing OKIGUSURI (Use first Pay later drug), a traditional medical service model started in Japan, in Africa. We aim to deliver better health services to more families, especially those who live in villages far from urban area, by OKIGUSURI.

医薬品を通じた医療教育・知識啓発

Health education and sensibilization through medicine

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セミナー、イベント、患者さん用の冊子などを用いて薬の正しい使い方や病気の予防、
治療の方法をより多くの方に知って頂けるよう活動しています。配置薬の紹介だけでなく、より多くの患者さんに病気のことをきちんと知ってもらえる機会を提供しています。

We work for diffuse the knowledge about correct use of medicine, prevention and care of diseases, etc. by seminars, events and brochures for patients. We offer opportunity for patients to know not only about OKIGUSURI but also about diseases.

国内でのイベント事業

Events in Japan

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私たちは「みなさんにアフリカの医療環境をもっと知ってもらいたい」と考えています。
そのため、アフリカにはどのような病気が多く、どのような薬剤が求められているのか、
私たちがどのような活動をしているのかといったテーマでより多くの人にアフリカの現況をお伝えするために定期的にセミナーや勉強会等のイベントを開催しています。

We hope that Japanese people know more about medical environment in Africa. Therefore, we periodically have diverse events such as seminars and workshops with the theme of health situation and needs of medicine in Africa and our activities.

どんな活動をしているのか?

How we work

日本の伝統的な「富山の置き薬」(配置薬)の仕組みをアフリカに広めるべく活動しています。 置き薬とは、家庭や公共の場(学校や企業など)に基本的な薬剤のセットを置いておくサービスです。AfriMeicoが支援する置き薬の普及活動では、薬箱の設置には費用がかからず、病気や怪我で置き薬を使ったときにだけ、使用した分の費用を患者さんが払います。 この仕組みによって、患者さんは遠い病院に行き、長い待ち時間を過ごす必要が無くなります。必要な時に必要な医薬品を使用できるので、置き薬は「ホームドクター」のようなものと言ってもよいでしょう。  すでに置き薬を取り入れている海外の事例では、病気の重症化を防いだり、人々の医療に関する知識を増やしたりするといった形で健康に寄与しています。

We aim to diffuse the OKIGUSURI (Use first Pay later drug), a Japanese traditional health service model. OKIGUSURI can be considered to have a function of “Home Doctor”: with OKIGUSURI, people can keep various medicine at hand and use medicine whenever they need it. OKIGUSURI can free people from going to a distant hospital and long waiting time. Some example cases in the world report that the diffusion of OKIGUSURI contribute to dissemination of medical knowledge and to prevention of aggravation of health problem.

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活動報告書(Activity Report)

活動報告書

配置薬について

配置薬は江戸時代の富山の薬売りから始まり、現在まで続いている一般用医薬品の販売方法の1つです。配置薬は国民皆保険制度が整うまで、我が国において大きく発展し、最も普及していたころには近畿地方の約80%の家庭に配置薬があったとの報告もあります。配置薬の中には風邪薬・消毒薬・頭痛薬・下痢止めなど繁用医薬品が含まれています。消費者は「先用後利」の理念に基づき、必要な時に必要な医薬品を使用し、代金は使用した分のみを負担します。現在、配置薬モデルはアジアを中心に様々な国々に輸出されており、例えばモンゴルでは国策として配置薬の整備がなされています。

OKIGUSURI is one of drug sales systems in Japan that started at Toyama prefecture in the Edo period (17-19 century) and has carried through to the present. Until the universal health insurance coverage was established in 1958, OKIGUSURI was accepted throughout Japan. OKIGUSURI contains frequently-used medicine such as cold medicine, antiseptic substance, headache medication, relief of diarrhea, etc. A client can use the medicine when they need and pay for what they used following the policy of “Use first Pay later”. Today, OKIGUSURI model is exported to various counties, mainly in Asia: for example in Mongol, OKIGUSURI is set up as a national policy.

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理事紹介

Members of the board

member

町井 恵理(Eri Machii)    

Pharmacist

薬剤師。青年海外協力隊としてアフリカのニジェール共和国で、2年間、感染症対策のボランティア活動に従事。ニジェールでの経験から、どうすればアフリカの医療をさらに改善できるか考え続け、グロービス経営大学院へ進学。 「違いがあるからこそ共に学ぶものがある。アフリカと日本の両方を良くしたい」という想いから、AfriMedico設立に至る。

━━━何故このような活動をしようと思ったのか?AfriMedicoを始めたキッカケを教えてください。/What made you decide to establish AfriMedico?

私は、青年海外協力隊として、アフリカのニジェールの保健省に配属され、マラリア・エイズなどの感染症予防啓発活動を2年間行いました。
ニジェールは世界最貧国の1つであり、識字率・平均余命などが世界基準よりも著しく低い国です。私はそのニジェールで、感染症予防の啓発活動を行っていました。その結果、人々にマラリアや・エイズについて多くの知識を伝えることができましたが、ニジェールのように貧しい国では、たとえ正しい知識があっても、経済的な理由から、知識にそって正しく行動することが非常に難しいと気づかされました。

I worked for 2 years as a Japan Overseas Cooperation Volunteer in Niger, one of the poorest countries with the lowest literacy rate and life expectancy of the world. Assigned to the Ministry of Health, I implemented sensibilization activities about the control of infectious diseases such as Malaria and HIV/AIDS.
As a result of our activities, we successfully imparted knowledge about malaria and HIV/AIDS to the population. I found the fact that, however, it is not easy to behave correctly in poor countries like Niger even if they have correct knowledge.

━━━ニジェールでの印象的なエピソードがあれば教えてください/Do you have any memorable episode in Niger?

ある村で乳幼児を抱えた母親から言われました。
「子供が高熱で、死ぬかもしれないの。 病院に行くのでお金を1000FCFA(200円)頂戴!日本人はお金持ちでしょ?」
私はあげませんでした…。なぜなら、一度お金を上げてしまうと、彼らは今後も我々に頼り続け自ら努力することを辞めてしまう、と考えたからでした。
1ヵ月後、その村に行くと、その子供は亡くなっていました・・・。
このような経験を重ねて、私はこれまでの支援活動に限界を感じるようになりました。そして、医療問題を根本から改善するために自ら立ち上がり、NPOを設立するに至りました。

In a village a mother said to me “My child has a high fever…she might die... Please give me 1,000FCFA (2 USD) to get her to the hospital. You are rich, aren’t you?’
I didn’t give it…. Because I thought giving her money would make them terminate their own effort and cause the same situation repeatedly.  
When I visited the village one month later, I found that the child had died. These experiences made me think about the limit of existing support activities and establish an NPO in order to solve the fundamental medical problems.”

member

青木 基浩(Motohiro Aoki)

Bachelor of Commerce (Doshisha University)

同志社大学商学部卒業後、製薬企業に入社。(置き薬のふるさと)富山での勤務を起点とし、感染症領域MRとしての経験を経て、製薬企業向け情報サービス企業において、創薬から上市に至る医薬品ライフサイクル全般における知見を集積した。現在はコンサルティングファームにおいてライフサイエンスセクターを担当している。
AfriMedicoのミッションに強く共感し、自身の医療関連業界における経験や専門性を活かし“Medicine for the last mile”の実現に寄与すべく、2016年5月より理事として参画。海外戦略、企業連携等を担当。

「単なる慈善活動ではないこと。アフリカに日本の伝統的なビジネスモデルを持ち込むことで、セルフメディケーションの拡大に寄与するだけではなく、新たな雇用を産み出し、様々な好循環に貢献することができる。これがアフリメディコに加わった理由です。もちろん、簡単に実現できることだとは思っていませんが、確かな足跡を残すことは十分可能だと考え、そのために力を尽くしたいと思っています。」

member

山口 牧子(Makiko Yamaguchi)

Director

外国語学部フランス語学科卒、精密機器メーカーにて海外戦略・マーケティング担当。学生時代に訪れたモロッコでペン一つで喜んで走り回る子供たちの光景が脳裏に焼きつき、”ビジネスを通じてアフリカに貢献を”という夢を追い求め、また同時に日本をもっと元気にしたい、と思っているさなかにAfriMedicoと出会う。そのMissionに強く共感したこと、また集うメンバーのプロフェッショナルさにもひかれて活動に加わる。
2016年10月より理事に就任。資金調達、広報、人事を担当。