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04

1月

2021年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
認定NPO法人AfriMedico代表理事の町井です。

旧年中は大変お世話になりました。
皆さま、2020年はどんな一年でしたでしょうか?
新型コロナウイルスの影響もあり、多くの方が環境や生活に少なからず変化があり、また、さまざま考えた日々だったのだと思います。

我々AfriMedicoが活動するタンザニアもコロナの影響が大きく、マスクが手に入らない、薬剤の価格が通常より上昇する等などもあり様々に対策を考えた日々でした。タンザニア政府は夏前から感染者数の公表を中止しており、現在でも実態が分からないことに不安があります。
そんな異例続きの中でも、我々は活動を継続し、3つ大きく進むことができました。

1. 新型コロナウイルス感染予防のための啓発活動

3月~5月はタンザニアの現地スタッフも活動拠点となる村々へ訪問できない日々が続きました。そこで、都市にいてもできることとして、その間に啓発のためのポスターをスワヒリ語へ翻訳し、活動再開後すぐに掲示をしました。日本発であるこのポスターには「手洗いの励行」や「マスク着用」などの予防策がイラストでわかりやすく描かれています。小学校に貼っていますので、今回の新型コロナウイルス対策としてだけでなく、長い目で見た衛生意識の向上にもつながればと考えています。

2. 薬の価格高騰に対する対策実施

現在は既に落ち着いていますが、最初に世界へ感染が拡大し始めた3~4月は、現地でも一時、薬の価格が高騰しました。タンザニアで販売されている薬はほとんどが輸入品であり、世界的に需要が逼迫した場合、入手が困難になることも想定されたため、AfriMedicoでは対策として、一時的に手元の在庫を増やしました。
我々が目指しているのは必要な時に必要な薬の使用を可能にし、アフリカの人々に健康と笑顔を届けることです。資金が潤沢ではない中での緊急支出でしたが、ふりかえっても正しい判断であったと思います。

3. タンザニアスタッフの成長

日本から全く渡航ができなかった1年間、現地での活動を推進してくれたのはタンザニアにいるスタッフたちでした。次々と状況が変わり難しい判断を迫られた2020年でしたが、これまで以上に現地からの提案が増え、また、仲間も増やしてくれました。彼らは、農村部の医療環境を改善したいという想いと、置き薬の「先用後利」に対する共感でAfriMedicoに参画してくれています。今年はこれまで以上に若い彼らの力に期待し、信じて任せつつ、我々も日本サイドですることとタンザニアスタッフが担う事を明確にしつつ、より組織として発展出来ればと考えています。

2021年はAfriMedicoの法人化から6年目となります。
AfriMedicoは、コロナを含めてマラリアなどの感染症に対しても、セルフメディケーション(自分自身で健康を管理すること)でできることも多いと考えています。多くの村や将来の他国への横展開を見越して、今後も研究活動も進める傍ら、医療教育を実施し、ITを活用した現地オペレーションの改善も力を注ぎ、1人でも多く、医療が届いていない地域に置き薬を届けたいと考えております。引き続きご支援、ご指導を賜れれば幸いです。

本年も どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2021年1月
町井恵理

- amadmin, ,

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